喜至楼

喜至楼

DATA

最上郡最上町大字大堀988
0233-42-2011

[access]
東北道古川ICより国道47号経由で約80分
JR瀬見温泉駅より徒歩約5分

[駐車場] あり (別館にあるのか、わからなかったので私達は路上駐車になりました)

[外来時間] 9:30〜15:00

[風呂数] 混内3、男内1、女内1

[脱衣所] 男女共用

[泉質] 含石膏・芒硝食塩泉

[入浴料] 大人 500円 子供 300円

[定休日] なし

REPORT

建物は歴史と風格たっぷり。
源義経が我が子の産湯に使ったらしいが、私は良く知らない。

料金置場 風呂案内 時間割

玄関奥に時計と置物があり、「置物の下に料金を入れて下さい」と書いてあるが、どこに入れれば良いのかさっぱりわからない。
困っていると、遠くに従業員らしき人がいたので聞いてみたら、「じゃあ私が預かります」と料金を受け取って、すぐにいなくなった。
ちょっと不安だったが、私達も目的の風呂に向かった。

廊下には風呂の案内板があり、ローマ式千人風呂、ふかし湯、瀧湯、あたたまり湯となっている。
しかしすぐ横にある新し目の案内板には、ローマ式千人風呂、あたたまり湯、岩風呂、滝湯となっている。
いったい、いくつの風呂があるのかわからない。結局「ふかし湯」と「岩風呂」は同じ、「瀧湯」と「滝湯」も同じという事だった。

ローマ式千人風呂は時間表があるが日帰り入浴時間は混浴なので気にする事は無い。
しかし、男専用時間があるのは珍しい。

千人風呂 壁画 脱衣所

脱衣所は男女共用で、扉は透明ガラス。軽い目隠しはあるものの昼間は明るくて覚悟が必要なつくり。
タイルの壁画も男が女の入浴を覗いており、古代から変わらぬ文化である。(笑)

風呂の率直な感想は、建物と風呂のアンバランスが、ある意味良い感じ。角には岩造りの滝湯もありこれもアンバランス。
古さがあって綺麗とはいえないが、ローマ式と混浴がちょっといやらしさがあっていいかも。なんて読むのかわからない泉質も珍しいし。

踏台 瀧湯配置 瀧湯

風呂はそんなに深いわけではないが、ちゃんと踏み台らしきものがあり、出入りも楽だし半身浴も出来る。
角には滝湯があり、打たせ湯になっている。水量はチョロチョロ程度で滝というのは大げさだ。(笑)

ふかし湯 男湯 女湯

その他に岩風呂(ふかし湯)が混浴なのだが、2人入ったら満員で事実上貸切風呂だ。
ただ不思議な事に風呂の大きさに対して、脱衣所の棚は沢山ある。だから無理やり入られる可能性はある。

一応男女別のあたたまり湯というものもあるが、これは男女共に小さいものである。
男女の仕切りは曇りガラスで天井は繋がっていて声や音は丸聞こえ。
妻が入ったところ、女性従業員が入っていたようだ。この曇りガラスでのシルエットと音が逆にいやらしさがある。(汗)
どの風呂にもシャワーは無く、洗髪等は湯船の湯を利用する事になるので、女性はあたたまり湯を使う事になりそうだ。

前は大人300円だったのが値上がりして500円になったようだ。私は設備等を考慮すると300円で良かったのではと思うところである。

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