我家のキャンピングカーの考え方

キャンピングカーという性質上、ライフスタイルによって違ってくるのは当然です。
よって、あくまでも我が家の使い方ですので、ご理解の上参考にして下さい。
ここに書かれていることが絶対ではなく、ここに書かれている以外が駄目というわけではありません。
また私が使用しているキャブコン(デイブレイク)を主体に書いてあります。

キャンパートップ

目次
トータル インテリア エクステリア
使い方 就寝設備 サイドオーニング
10人乗りに拘る理由 水道設備 ポーチライト
2X5に拘る理由 トイレ リヤラダー
リヤベッドに拘る理由 発電機(ジェネレーター) ルーフレール
4WD車に拘る理由 エアコン 外部入力電源
ディーゼルエンジンに拘る理由 電子レンジ 外部出力電源
カムロードに拘る理由 FFヒーター ドックライト
ラジエーターヒーター 車高灯
アイテム グッズ 冷蔵庫 サイドマーカーランプ
消火器 IH調理器 ハイマウントストップランプ
トイレグッズ ガスコンロ リヤフォグ
無線機 温水設備 外部シャワー
ナビゲーション シャワー 外部カメラ
ゴミトン 風呂 ジャッキ
洗濯機及び衣類乾燥機 ソーラーパネル
カーテン アンテナ
テレビ サイクルキャリア
ベンチレーター ベンチレーターカバー
インバーター エントランスステップ
救急箱 室内収納スペース 外部収納庫





トータル

使い方

まず宿代わりとしての使用目的ではありません。 これだけ高価なら何回旅館に泊まれるでしょうか。 私は自由度を買ったと考えています。 宿泊施設利用の旅行の場合、時間、場所等制約に縛られます。 それに比べてキャンピングカーは、好きなときに出発、 好きなときに寝ることが出来ることが最大のメリットでしょう。 よって、オートキャンプ場が主体ではありません。

目次に戻る

10人乗りに拘る理由

単に大は小を兼ねるということではありません。 確かに普通の家族が使う分には6〜8人乗りで良いでしょう。 私も自分の家族だけなら5人乗りで十分です。 じゃあ何故10人乗りなのか。友達家族のため?… いいえ違います。全く無いとは言いませんが、人のことを思うほど金銭的余裕はありません。 最大の理由は親孝行です。親は孫と遊びに行くのが好きです。 私には妹がおり、妹には子供もいます。当然親にとっては、片方の孫だけというのは心苦しい。 私に子供が3人出来たとした場合3家族で、大人6人子供6人となります。 乗車定員では子供は3人で大人2人と計算されますので、計10人となります。
もちろん、そういうときだけレンタカーを使うという方法がありますが、 その都度かかる予約の煩わしさや金額に、行く回数は減る事でしょう。 また移動時間の過ごし方にも違いが出ます。それがトイレや冷蔵庫、キッチンです。 休日の女性トイレは混みますし、レストランも混みます。 もちろん10人乗りでもシェル空間に10人は無理なので、 私達は運転席で食べたりするかもしれません。 しかし、親が孫と楽しい時間を過ごせればそれで良しです。 ポテンシャルから言えばもっと人数が乗れた方が良いのですが、 車輌サイズや普通免許(普通免許は乗車定員10人以下)を考慮すると最低10人乗り、 最高10人乗りという答えなります。
このような意味で10人乗りしかないと考えています。

目次に戻る

2X5に拘る理由

単に家の駐車場の関係ではありません。 快適性を考えれば広いに越した事はありませんが、小は大に属するという考え方です。 要するに小さなキャンピングカーなら小さなパーキングでも大きなパーキングでも停める事が出来ます。 実際、幅2100程度までなら何とかなるかもしれません。しかし、ただでさえでかく目立つ車です。 線からはみ出して停めるのは、いささか気分の良いものではありません。 2X5なら都会のコンビニ、時間駐車場も枠内に納まり利用可能です。 また静岡のとある駐車場で「5m以上の車お断り」の大きな看板が印象に残っています。 北海道や九州にフェリーで運ぶ時にも、5mを境で料金が変わるようです。
トータル的に日本で使うときに2X5に納まっていると、問題無いように思えるのです。

目次に戻る

リヤベッドに拘る理由

最大の理由はダイネットをそのままに就寝したいことです。就寝のたびにベッドをつくるのが面倒と感じます。 スペースの限られたバンコンなら仕方ないとしてもキャブコンでリヤベッドなら可能です。 私はあまりお酒は飲みませんが宵っ張りですのでダイネットをそのままにできれば、 就寝時間や起床時間がそれぞれ違っても大丈夫です。 また、妊婦や老人のことを考慮すると昇り降りのいらないリヤベッド(下段)はとても有効です。

目次に戻る

4WD車に拘る理由

通常の車の使用では2WDで十分でしょう。 しかしキャンピングカーは特殊用途で重量もあります。 そしてオートキャンプ場のみの使用は凄く勿体無いですので、 あらゆるレジャーで活躍させたい車です。

川原、湖畔、浜辺等の未舗装地でのバーベキュー及びキャンプ。 スキー場や雪国温泉巡り。湖のスケートやワカサギ釣。 普通の車より悪路に出向くケースが多くなります。
4WDの効果は悪路に限った事ではありません。 トップヘビーの重量級キャブコン(キャンピングカーはほぼシャーシ最大積載量状態です)では、 当然4WDの方が走行時の安定性に優れています。高速走行時は尚更効果大です。
また昔と違い車輌最小回転半径は同じになっています。
その他に万が一ディーゼル規制等で車を売る事になったとき、東北の方に売る事も出来ます。 雪国に住む方にとって4WD以外は車ではありません。 (私の思い込みであり、実際はそんなことはないでしょう(^^;)

デメリットは価格増しと車輌重量増し。また車輌重量と駆動抵抗が増す事の燃費落ちです。 それを踏まえたとしても私の場合4WDにしておけば良かったという後悔があっても、 2WDで十分だったという後悔は皆無と考えます。

目次に戻る

ディーゼルエンジンに拘る理由

まず最初にキャンピングカー使用を前提に、それぞれの特長をあげてみましょう。

種別 ガソリンエンジン ディーゼルエンジン
燃料 ガソリン。軽油に比べ揮発性が高く全温度で使用可。軽油より価格は高い。 軽油。揮発性が低くガソリンのように直火で引火しない。 寒冷地では軽油の凍結に注意が必要。価格はガソリンより安い。
静粛性 アイドリングは比較的静か。高回転域ではうるさい。 特有のカリカリ音があり、アイドリングからうるさい。
排気 CO2値は高いものの、NOX、PM値は低い。 NOX、PM値は高いがCO2値はガソリン車より低い。 コモンレールディーゼルはNOX、PM値が抑えられている。
回転数 高回転域でパワーやトルクが得られる。低回転での使用はトルク不足。 低回転からパワーやトルクが得られるものの、高回転ではスカスカ。
特性 高回転でパワーが得られるので、最高速型で乗用車向き。 低回転でトルクが得られるので、重量車(大型トラック)向き。
燃費 通常の使用なら良いが重量車の場合、高回転を使用することが多いため悪くなる。 重量車で悪くなることはあまりないものの、最高速で使用すると極端に悪くなる。
機関重量 コンパクトな作りなのでディーゼルよりも軽い。 圧縮比が高いため、シリンダー等肉厚で重い。
規制 2005年現在、特に厳しい規制は無く、CO低排出車や低燃費車には優遇制度がある。 2005年現在、段階的(短期及び長期)ディーゼル規制があり、 クリアできないと規制地域での使用(乗り入れ)が不可能になる。(キャンプ車の場合初年度登録から12年)
耐久性 理論的にかわらないとされている。一般的にディーゼルが丈夫といわれているのは、 ディーゼルの特性から大型トラックで使われていることが多く、長距離輸送による一定走行で、 エンジンにさほど負荷をかけることなく走行距離が伸びるため誤解されているらしい。 しかし低回転で使用できる上、肉厚で頑丈な分、ディーゼルエンジンのほうが丈夫という考え方もあり、 実際乗用車タイプのディーゼルエンジンは長持ちしている。(現在はディーゼル規制で乗用車タイプは無くなっている) トラックでは100万キロノーオーバーホールの報告が多数あるが、 同じような使い方をしたとしてガソリンエンジンが100万キロノーオーバーホールというのは不可能かもしれない。
流用 静粛型ジェネレーターはガソリンエンジンなので、走行用燃料タンクを併用可能。 FFヒーターもガソリンタイプ選択することにより走行用燃料タンクを併用可能。 ガソリンタンク一度の補給で全て使用することが出来る。 FFヒーターを軽油タイプを選択することにより走行用燃料タンクを併用可能だが、 静粛型ジェネレーターはガソリンエンジンなので、別にガソリンタンクが必要になる。 燃料補給は別々に必要になる。違法であるものの、緊急時に灯油で走行することも可能である。
安全性 正しく使用すれば特に問題ないもののガソリンの取り扱いには注意が必要。 軽油に比べ揮発性が高いため引火はしやすく、爆発の可能性もある。 漏れた場合かなり危険である。 軽油は揮発性が低いため漏れても引火の危険性は低い。


キャンピングカーは重量車で、その形から風に弱く高速走行に不向き。 またキャラバンには遠出がつきもので、燃料代や燃費は大切である。 キャンピングカーでは、その重量がネックになりガソリンエンジンでの静粛性の恩恵は少ない。 よって普通に考えればディーゼルが最適となります。
しかし2005年現在ディーゼルエンジン氷河期であります。 石原都知事がキャンピングカーも例外なくディーゼル規制を行っているため、 もし規制をクリア出来なければ、初年度登録から12年で規制地域での車検が取れなくなる他、 規制外地域から規制地域の乗り入れも不可能になってしまいます。
これだけのハイリスクを考慮するとガソリンエンジンを選択すべきであります。

では、なぜディーゼルエンジンに拘るのか?

・キャンピングカーにはディーゼルエンジンが向いている。不向きなガソリン車でストレスを感じたくない。
・たくさんキャラバンしたいのでランニングコストを抑えたい。
・アリシンオイル導入や非科学的(磁石、天然石)改造により、静粛性改良は可能である。
・ガソリンエンジンだと私の運転では燃費のワースト記録を更新し続けるだろう。
・ガソリンエンジンだと私の運転では高回転での使用が多く、エンジン故障が多そう。
・世界的にはCO2排出が問題視されていて、ヨーロッパではディーゼルエンジンが推奨されている。
・今後ガソリンエンジンに規制がかからない保証(確証)は無い。
・自車が今後のディーゼル規制に当てはまらない可能性もある。(必ず当てはまるわけではない)
・技術進歩により低価格で高性能DPFが12年以内に開発される可能性は高い。
・仮ナンバーは規制外なので、手続きの手間はあるものの乗り続けることも可能である。(現法律では)
・最悪対応策が無い場合でも12年乗れれば、諦めもつくだろう。(愛犬フォングの寿命と同じ)

以上の理由でディーゼルエンジンに拘りました。

目次に戻る

カムロードに拘る理由

拘るといっても大した理由ではありません。 一応大手のトヨタということと、キャンパー専用シャーシと題されて、 Camper Roadability(キャンパー走行性能)からカムロードとネーミングされているくらい、 キャンピングカーでの使用を目的に作られた特装車だからです。 リーフスプリングもキャンパー用に仕様変更されていて、 キャブよりシェルが張り出す事を考慮してリヤトレッド幅がワイドになっている。 燃料タンクの給油口もシェルの張り出しを考慮してロングになっている上、 長距離を走破出きるように容量も増えています。 ミラーステイもシェルの張り出しを考慮してロングになっています。 まさにキャブコンに最適なベース車といえるでしょう。

とはいっても、ワイドとはいえダブルタイヤのほうが走行安定性はきっと上でしょう。 しかしタイヤ交換、スタッドレス導入時の事を考えると、出費がかさみます。 また状況に応じてランチョのショックや増しリーフ等の対応パーツも豊富です。 やはりトータル的にワイドトレッドのカムロードが最適と考えます。
今後はカムロードでもハイブリットディーゼル等出てくるのでしょうか。 購入時点であったなら選択していたことでしょう。

インテリア

就寝設備

構造要件では10人乗りの場合、大人4人以上となっています。 しかしポテンシャルは高いに越したことはありません。 乗っている全員寝れるのがベストです。 因みにデイブレクは、手狭でも無理して使えば、大人6人子供6人の計12人寝ることが出来そうです。
(バンク部大人3人子供1人、リヤベッド部大人2人子供2人、ダイネットベッド部大人1人子供3人)
実際実用的ではないにしろ、裏を返せばそれ以下で使う場合それだけゆとりが生まれるということになります。

目次に戻る

水道設備

構造要件では10リットル以上の給排水と定められています。 これは最低ラインであって一人で使っても一泊10リットルくらいは使うだろうから、 これが確保されていないとキャンピングカーとは認めないということでしょう。 もちろん沢山積めれば越したことは無いのですが、スペースには限りがあります。 水の利用としては調理及び片付け(食器等洗浄)、手洗い、歯磨き、飲料、シャワー等が主でしょう。 一概には言えませんが家族5人で3泊ほどを想定した場合、最低100リットルくらいは必要でしょう。 もちろん補給という手もありますが、ポテンシャルが低いと何度も補給をする事になります。 そこで確保方法ですが、日本には沢山の湧き水があるので名水巡りも兼ねて補給するのがベストでしょう。 ガソリンスタンドで分けて貰うのも良いですが、工業用水の可能性もあるので注意が必要です。

さて、誰もが思いつく道の駅等の公衆トイレ洗い場は?…基本的にはNGでしょう。 その設備はトイレ後の手洗いという衛生上の目的で設置されており、 それ以外の目的での使用は厳密にいうと盗水に当ります。 日本だと水は無料というイメージがありますが、必ずどこかが料金を支払っています。 とはいっても補給が必要になれば、私も利用してしまうと思います。 ただ昼間堂々とはいかないことでしょう。 公衆なので占有しないように人気の無い夜中等に迷惑がかからないように気を使います。 ただでさえ目立つ上、道の駅でのキャンピングカーのマナーが問題になってますから。 一応水をもらう上での頼りない大義名分は… 「公衆トイレを利用すれば必然的に排水の水とトイレットペーパーの消費し、 少なからず汚してしまうでしょう。トイレとトイレットペーパーは自車のを使うので、 本来排水にかかるはずだった水分を拝借(返せませんが)させてください。 そうすれば公衆トイレを汚さなくて済む上、トイレットペーパーの消費が無い分経費はかからないと思います。」 くらいでしょうか。
本来キャラバン中に必要な水は全て積んで行けるのがベストですが、スペース的に限界があります。 そのようなことを踏まえても最低100リットル位は確保したいものです。

排水タンクに関しては給水と同容量あるのが望ましい。 しかし我が家では直接飲用以外の加熱調理には飲料水タンクの水を使います。 もちろん薬を飲むときや夏場現地で水出し麦茶を作るために飲用水も積みますが、鍋、味噌汁、カレー、 炊飯、お茶、コーヒー、インスタントラーメン等加熱調理の場合は飲料水タンクの水を使います。 となると同容量の排水が出るわけではありません。それでも貯水量の2/3の排水タンクは用意したいものです。 当然現地で水を補給した場合、必ず排水も伴うことになります。

(2007/8追記)
シャワー、洗い物等気にせず使うと100リットルでは全然足りません。
そこで200リットルにしましたが、殆んど補給の必要が無くなりました。

目次に戻る

トイレ

私は就寝設備が義務付けられているキャンピングカーには必要不可欠と思います。 確かに道の駅や高速のPA等で宿営すればトイレはいらないかもしれません。 しかしそれでは宿営地に縛られるし、たとえ土砂降りや吹雪でも車外に出なくてはなりません。 まして子供がいれば付き添うことになります。 また帰省ラッシュ時にはPAの女性トイレには長蛇の列。
これら全てトイレがあれば解決します。価格もポータブルなら一万円ほどです。

トイレが必要なのは当然として、本当に必要なのは個室のトイレルームです。 たとえ家族でも人前では、するほうもされるほうもあまり気分のいいものではありませんから。 また私の場合ポータブルだと少し抵抗があったのでカセット式にしました。 多目的に使えるのでポータブルのほうが便利で価格も安いのですが、 私は専用設備でないと落着かないのです。
たとえ鍵とカーテンを閉めて誰も入って来ないとしても家のリビングにて、 ポータブルで排泄するのは違和感と抵抗があります。慣れなんでしょうが…。 もちろん下痢のときは背に腹は変えられませんが。(汗) そんな私が快適に使うには常設トイレで、頭の中に「ここはトイレ」と認識できるのが大切。 カセットならたとえ手狭でも飛行機のトイレみたいに思え普通に使えます。
私のイメージでは、ポータブルは緊急用トイレ。カセット式はいつでも使えるトイレです。

目次に戻る

発電機(ジェネレーター)

本来エクステリア装備になるのかもしれませんが、 室内遠隔操作型を前提にインテリア装備と分類しました。

発電機は快適装備の動力源です。現代において電気の無い生活は考えられないでしょう。 また便利品といわれるエアコン、電子レンジ、ドライヤーはかなりの電力を消費します。 サブバッテリーで動かすことも可能ですがかなり制限があり、無理して使うことになります。 車内で快適に過ごす為には必需品です。私にとってなくてはならないものです。 遠隔操作で始動や停止可能な静粛型がベストでしょう。

目次に戻る

エアコン

快適装備の代表でしょうか。 炎天下の屋外キャンピングカーショーに行った人なら、その必要性を感じた事でしょう。 エアコンの効いてるキャンピングカーの中は完全に別世界で、 お客さんは車内の見学より完全に涼んでいる状態です。
せっかくのキャンピングカーを夏は完全に避暑地に行く目的だけに使うのは凄く勿体無い。 また目的地に向かう間も車内が熱地獄じゃたまらないでしょう。
現代の先進国ではエアコンの効いてない屋内は皆無というほどの必需品です。 夏は子供の長期休暇「夏休み」あるので、キャンピングカーをストレス無くガンガン活用したいものです。
ジェネレーターとセットになりますが、購入時から無くてはならないものと考えます。

目次に戻る

電子レンジ

完全アウトドアキャンパーの方には邪道品かもしれません。 確かにバーベキューキャンプやデイキャンプなら必要無いかもしれません。 というか、バーベキューキャンプやデイキャンプだけならキャンピングカー自体いらない気もします。
電子レンジは快適というより便利品ですね。手間と時間を省略できるのがメリットで一家に一台の必需品。

キャンピングカーの使い方として、観光地巡りやイベント会場(万博や遊園地等)に行くこともあります。 そういう場合はキャンプ要素より、少しでも時間が欲しいものです。
それだけではなく電子レンジを上手に使った調理法も見直されています。 野菜は茹でるとお湯に栄養素が溶け出してしまうので、電子レンジの方が良いと聞きます。 家から持っていった御飯やおかずを温めて食べれば時間の節約だけではなく家計にも優しい。 酒のつまみも、モツ煮等をタッパに入れて持っていけば簡単に暖ためられます。 冬に漁港や市場で脂ののった刺身を手に入れたなら、ビールより日本酒を電子レンジで温めたくなります。
もちろんコンロ等で手間を惜しまなければ、同じことが出来ますが鍋等を使えば洗い物も増える。 手間だけではなく必然的に水の使用量も増えます。TPOに合わせて上手に使えばとても便利なものです。 ストレス無く使うためには、やはりジェネレーターとセットがベストになります。

目次に戻る

FFヒーター

断熱性に優れたシェルで、鍋をやったり、布団で寝れば必要無いかもしれませんね。 しかし、コンパクト性からバンコンでもメジャーなアイテムになっています。 寒さは厚着でカバーできますが、スペースの限られた車内では非現実的です。
日本は平均すると9月下旬から夜は肌寒くなり、11〜3月の冬を越え、 4〜7月梅雨明けまでの夜は肌寒い。夏の2〜3ヶ月を除くと寒い事が多い。そう寒い国なんです。 そう考えると投資しても元が取れるアイテムだと思います。
スキーや夜釣り、雪国の温泉巡りには必需品でしょう。

目次に戻る

ラジエーターヒーター

FFヒーターがあればラジエーターヒーターが無くても暖が取れる上、収納スペースも増えます。 しかしエンジンは無駄な熱が発生し、わざわざラジエーターで冷やしているくらいです。 その熱を利用しないで、他の燃料を使いFFヒーターを駆動するのは勿体無いです。
キャンピングカーでは遠出がつきものですので、走行している時間も長いですね。 多少収納スペースが減るものの必要な物と感じます。

目次に戻る

冷蔵庫

これも一家に一台の家電ですね。キャンピングカーではどうでしょう。 代用するならクーラーボックスですが、同じ容量だと保冷剤の分、物が入りません。 また保冷剤が解ければ断熱性は高いものの、ただのボックス状態。 サブバッテリーで動かせるのだから、やはり冷蔵庫はあったほうが良いと思います。 サイズはあまり小さいと恩恵が薄れてしまうし、かといってスペースには限界があります。 便利に使えるサイズは90〜120リットルくらいでしょうか。 冷凍室は絶対必要です。夏に氷やアイスが欲しいだけではなく、 クーラーボックスと併用時に保冷剤を凍らせるのに必要ですので。 冷蔵庫があれば酒好きの人なら一年中キンキンに冷えたビールが飲めますね。 私は冷えたコーラやウーロン茶でも十分幸せです。(笑)

目次に戻る

IH調理器

アウトドアキャンパーの方には邪道品と怒られそうですが、 ジェネレーター搭載なら是非使いたいアイテムです。
IH対応の器具しか使えないという制限はあるものの、 安全性に優れ、上昇気流が少なく、火のように廻りこむ事も無い。(火による熱は鍋等の外側に廻りこみます) 狭い室内で使うのに最適なものと思います。
熱が逃げる事が少ないため、近くのカーテンや壁が熱くなる事も無く、卓上型ならダイネットで使う事もでき、 狭いテーブルでも近くの皿やコップ等が熱くなりにくくコンロに比べると遥かに安全です。
揚げ物も上昇気流が少ないため油で室内を汚す事も少ない。
また火のように酸素を消費し、一酸化炭素や二酸化炭素を排出するのではないので、 狭い室内ではうってつけのアイテムでしょう。
火を使うなら屋外で室内はIHというのが合理的だと思います。 IH対応の器具及びジェネレーターとセットで無いと使えないのがデメリットです。

目次に戻る

ガスコンロ

ジェネレーターを搭載したならLPガスボンベを積載してまでのガスコンロは不要だと思います。
火が欲しいならカセットコンロで十分役割を果たします。 カセット式でもツインコンロ等様々なものがあり、火力もあります。
カセットコンロのメリットは簡易性と直火焼きができ、IHで使えない土鍋が使える事でしょうか。 鍋は土鍋で無くちゃ嫌という人には必需品です。しかし、土鍋というのは鍋内部に空気層があり、 一度暖めたら熱が逃げにくいという特長です。火を止めても暫くはグツグツしてますよね。 保温性に優れ、裏を返せば温まりにくい。 要するに逃げる熱が多くて熱効率の悪い上、火力の弱い卓上カセットコンロに最適な鍋です。 ということは、カセットコンロの弱点を補う鍋ですので、無駄な熱が逃げないIHなら必要無いものです。
後は視感的なものでしょう。そんなこという私もトイレは専用設備じゃないと落ち着かないわけなのですが、 トイレは羞恥的な非日常(通常、排泄や性行為は人に見せるものでは無いです)なことなので、 土鍋に関しては特性を理解して使えたりします。(笑)
土鍋は別としてカセットコンロが便利である事は事実。私も使用します。 ジェネレーターが使えない環境もありますし。ただし換気とセットで使わないと危険なものです。

目次に戻る

温水設備

これは贅沢品になってしまうのかな。極端に言えばどの装備も我慢すれば必要ないとなりますが、 温水がないという我慢レベルはかなり低いかもしれませんね。
食器洗い、歯磨き等で一瞬の冷たさを我慢すれば良いだけですので。 これを我慢しないとなれば、ボイラー、電気温水器等の設備が必要になり、必然的に収納スペースも減る。 また温水設備が無くとも工夫すれば冷たさは和らぎます。 例えば食後にインスタントコーヒーを入れるときに、ヤカンたっぷりにお湯を沸かします。 余ったお湯を清水タンクに戻せは水温は少なからず上昇します。 そうしてから洗い物、歯磨きすれば冷たさは和らぐでしょう。
とはいっても手間かかります。どちらかというと温水設備がある場合シャワーとセットなので、 シャワーの必要性に左右するのかもしれませんね。

目次に戻る

シャワー

これは、必要だという人といらないという人が別れる装備です。
私も悩んだのですが、備えあれば患いなし。結論は絶対に必要。(大げさだ(^^;)
いらないという意見を要約すると、大量の水を使う、日本には風呂施設がたくさんある、 狭くて使えない、贅沢すぎる、などが代表的です。
一つずつ考えてみました。確かに水の消費は他に比べ多いでしょう。 よって、いつでも使うというより、必要な状況時のみ使うことになりますね。 シャワー時の水使用量の目安は坊主の男性で8リットル、女性で12リットルといわれています。 1人約10リットルというのは、普通に使った場合ですので、 水の残量や使用人数によって節水レベルを変更すれば良いと思います。 例えば体と髪を分けずに洗える全身シャンプーを使ったり、 最初に髪や体を濡らさなくても良いように、シャンプー等を予め水を混合して (床屋さんのシャンプーは水を混合してあるので髪の毛を濡らさず、 いきなりシャンプーを頭にかけて泡立てて洗います) 使えばすすぎに要する水で足りますので、5リットル位で済みます。 このようにTPOで使い分けを行うことにより、 一泊二日なら100リットルで十分お釣りがくる計算です。

ではシャワーが必要となる状況を考えてみましょう。

・水辺キャンプで水泳を伴ったとき。
・海辺の潮風でベタついたとき。
・バーベキューキャンプの寝る前。
・子供が汚れまくったとき。
・予定していた風呂施設が利用できなかったとき。
・風呂施設が秘湯で湯船しかなく洗い場が無かったとき。
・土砂降り、吹雪等の荒天で車外に出るのが困難なとき。
・北海道、九州等のロングキャラバンで風呂施設利用費を抑えたいとき。
・つい夫婦でハッスルしてしまったとき。(爆)

もともと便利なものなので使いたい要素を挙げたらキリが無いですね。
確かに日本は日帰り温泉やスーパー銭湯のようなスパ施設が整っています。私も温泉巡りが大好きです。 しかし、完璧ではありません。 日帰り温泉で夜まで入れるところは少なく、スーパー銭湯も大きな町にしかありません。 銭湯も24時間営業は殆ど無く、予定が狂ったり渋滞等で間に合わなかった経験も多いです。 宿泊地の予定に捕らわれる事なく自由に行動できるのがキャンピングカーの魅力であり、 夜の道が空いているうちに次の目的地近くまで移動できるのが嬉しい。 なのに風呂施設に合わせた行動しなくてはならないのはメリットが半減します。
特に私は汗っかきで、汚れた体のまま布団に入るのが苦手。テントでシェラフなら我慢もできますが。
また風呂施設利用にかかる費用も家族全員だと結構かかりますので、 ロングキャラバンのときは大いに助かる事でしょう。

狭さに関しては、余裕は無いにしても十分実用的だと思います。
そして贅沢すぎるという意見はナンセンスと感じます。そんな事言い出したらキリがありません。 キャンピングカー自体贅沢となってしまいます。(私はそう思いませんが)
そもそも手狭な環境で家族がキャラバンするのです。 シャワーはそんな家族の衛生面をサポートするわけであり、贅沢とは感じません。 衛生面をシャワー以外で代用するなら(車内)、清拭ぐらいでしょうか。 シャワー後の爽快感は清拭の比ではありませんね。 寝る前にシャワーで汚れを落とせば、寝具も清潔に使えるし、疲れの取れ方が違うでしょう。 新陳代謝の促進にも効果あります。

ではシャワーを装備する事による費用以外のデメリットはなんでしょう。 シャワースペースはトイレルームと併用可能なので、温水設備のスペース確保です。 もしそれが、さほど問題無く可能なら是非導入したいアイテムです。
キャンピングカーは高額のため、そうそう買いかえることは困難です。 人間は後悔先に立たずなので万一後から欲しくなった場合、導入にはかなり苦労します。 FFヒーター等は後からどうにでもなりますが、水廻りはスペース確保以外に防水、排水が伴います。

最後に費用対効果ですが、これは使う回数でかなり変わってきます。 設備が20万円なら、20回使えば1回1万円で200回なら千円。400回で500円。 こう考えること割高なので、いらないとなる方が多いのでしょう。 しかし平均月2回のキャラバンで家族4人が使った場合、約年100回の使用が可能です。 10年で1000回。これなら1回200円。
更に食器の洗い物や外部でバーベキューの道具をお湯で洗ったり出きるので、費用対効果は案外良い。 これを考えると使う回数で得になるので、後から付けた場合当然割高になります。

随分能書きが多くなりましたが、このような考察を経て必要という答えになりました。

目次に戻る

風呂

日本人の郷土、文化の代表です。各家庭にあるばかりか、沢山のスパ施設があります。 便利で快適なものでありますが、キャンピングカーではどうでしょうか。
まず、小さなキャンピングカーでは風呂桶のスペース確保がかなり困難です。 たとえスペースを確保しても一回に約200リットル程の温水が必要になります。 これを実現するのは不可能に近いでしょう。
たとえ可能であっても、その費用や困難と風呂利用のメリットを比較すると、 とても現実的な事ではありません。シャワーのみで十分快適と思えます。

私が風呂が必要と思うのは、バスコンやフルコン、トレーラーハウスで、 生活を伴ったロングキャラバンだけと思います。

よって、風呂は必要ないものと考えます。

目次に戻る

洗濯機及び衣類乾燥機

洗濯機は一家に一台の必需品。しかし、旅行先で洗濯ってしませんよね。 長期滞在なら洗濯の必要もありますが、通常は替えの衣類を持っていく事で対応しますよね。 よって必要ないと考えます。
では長期滞在のときは必要なのかというと、やはりスペースと水の確保が困難なので現実的ではありません。 コインランドリー施設を利用するか、洗濯板等で対応するのが良いでしょう。

衣類乾燥機に関しても現実的ではありません。 しかし、乾燥室に近い利用法はあります。 トイレルームにFFヒーターの温風を引き込んでおく事により、簡易乾燥室として使えます。
FFヒーターの温風を引き込んでおけば、冬場は乾燥よりトイレ及びシャワー時に寒くないという、 大きなメリットがあります。

私の場合温泉巡りが好きなので、衣類よりもタオルの洗濯を行います。 温泉巡りのときは1日に3箇所くらい温泉に入ります。 これを3日続けたら一人当り9セット必要になります。 温泉によって成分が違ったり、湯の華で汚れますので同じのは使いたくありません。 しかしタオルやバスタオルを大量に用意するのは大変です。 そこで車内で洗濯を行います。

・キャビネットの洗面台にお湯をため、少量の洗濯洗剤で揉み洗い。
・手で絞って一度排水し、もう一度お湯をためてすすぎを行う。
・すすいだら入念に絞って乾燥室に干す。
たったこれだけで、衛生的で快適に温泉巡りを楽しめます。

目次に戻る

カーテン

露出狂はともかく、キャンピングカーにカーテンはつきものですね。
イプサムでキャラバンしていたときはカーテンがなかったのでアイマスクを使用してました。 冬はプライバシー窓ガラスが寝息で曇るので殆ど見えませんが、夏や夜電気をつければ丸見えです。 デイブレイクは全てにカーテンがついているので、妻は喜んでいます。
カーテンの意味は遮光とプライバシーの他に断熱があります。 レースのカーテンを追加すれば日中光を取り入れながらプライバシーを守れます。 カーテンを取替える際は、柄だけ拘るのではなく、遮光性、断熱性を考慮しなくてはなりません。 また難燃や防炎素材を使ったものを選ばないと危険です。

目次に戻る

テレビ

私は完全テレビっ子なのでテレビが無いと死んでしまいます。(爆)
旅行やキャンプなので現地ではテレビを楽しむより、他の娯楽で楽しむほうがよいのでしょうが…。
しかし、走行中は子供をおとなしくさせるためにアニメ上映はかなり有効です。 そんな意味であった方が良いでしょう。
また事前にドラマやバラエティをDVD−RWにコピーしておけば、 食後の団らん時に楽しむ事が出来ます。

目次に戻る

ベンチレーター(換気扇)

これは必要無いという人はいないのではないでしょうか。 よってここでは内外式と数についての考えを述べます。
普通換気扇は強制排気が目的ですが、内外式なら強制吸気も可能です。 本来排気をすれば、どこかしらから自然吸気されるので換気目的なら内外式は必要ありません。 内外式のメリットは取り付け位置によって扇風機として利用できたり、 複数個を工夫することにより空気の流れを操ることが出来ます。
数は以下が理想系だと思います。

・自然吸排気型x1(車内の温度変化で自動換気)
・強制排気型x2(キッチンとトイレ&シャワールーム)
・内外式x2(前方ダイネット&バンクベッド、後方リヤダイネット&リヤベッド)
・ベンチレーターカバーx3(トイレ&シャワールーム、内外式x2)

これであらゆる空気の流れを操ることが出来ます。 普段駐車しているときは自然吸排気型で、車内の臭いのこもりや熱気を防ぎます。
トイレ、シャワー、キッチンは説明の必要無いですね。
内外式はTPOに応じて切り替えます。 走行中でリヤエアコンをつけるほどでもない熱さの場合は、前を吸気、後ろを排気にすることにより、 強制的な風の流れが出来ます。またフロントエアコンを外気導入でつけて後ろのみを排気すれば、 冷気を後方に流す事が出来ます。タバコを吸う場合前後ダブルで排気。 ダイネットで鍋等の食事は排気。扇風機として使うときは吸気。
サーモ式で自動及び手動で回転数を変えられれば更に便利です。

目次に戻る

インバーター

いくらジェネレーターを搭載しているとはいえ、 携帯電話やデジカメの充電にジェネレーターを使用するのは合理的ではありません。 そんなとき用にサブバッテリーの12Vを100Vに変換するインバーターはとても便利です。
インバーターには正弦波と擬似正弦波があり、 ノートパソコン等の精密機械は正弦波でないと動かない可能性があります。 500W以下ならそんなに高くないので正弦波タイプを買っておいたほうが良いでしょう。

目次に戻る

室内収納スペース

当然たくさんあれば便利です。よって少なければ不便です。
キャンピングカーを快適で便利に使うために装備を増やせば、 それに比例して収納スペースは減っていきます。この兼ね合いが大切でしょう。 市販されているキャンピングカーは、装備とバランス良く収納スペースが確保されています。 そして同じ空間でも収納の仕方によって納まる物の量は変わってきます。 この工夫も楽しみの一つでしょう。

キャンピングカーはデッドスペースが殆ど無く作られています。 しかし見栄え重視の部分もあるため、全く無いわけではありません。 使いながらデッドスペースを収納に変えていくのも楽しみの一つです。

収納の基本は、重いものは下部、軽いものを上部。 当たり前の事ですが良く使うものは取りやすい位置で、 使用頻度の少ないものは奥にしまう事になります。

タイプ別に考えてみます。

・吊天井戸棚収納
家庭のキッチンの上についてますね。人が歩く以外の上部空間はデッドスペースと考えられるので、 無くてはならない収納庫です。

・キッチン部収納
家庭のキッチンでも必ずありますね。重いものを収納するためにも、絶対必要です。

・イス下収納
ここも利用しない手はありません。 しかし、座っている人がどかないと使えない不便さがあるため、 収納物は使用頻度の少ないものになります。 不便な場所なので給水タンク、ヒーター類、インバーター、サブバッテリー等の装備を収納するのが、 有効な場所であります。

・クローゼット
あれば上着や荷物の収納に非常に便利です。 通常クローゼットは、トイレ、シャワールームと兼用のフリールームとされています。 しかし私の場合、トイレ及びシャワーをストレス無く使いたいため、兼用することはありません。 5mを超える車ではトイレ、シャワールームとは別に洋服用のクローゼットがあったりしますが、 それ以下の車輌では皆無なので、リヤベッドの上部等に工夫して収納したりします。

・床下収納
家庭のキッチンにもよくありますね。家庭では保存食、予備、漬物等に利用されています。 キャブコンならフレームの厚みとプロペラシャフトの間にデッドスペースがあるため、 床下収納が作れます。しかし、さほど空間が無くすごく小いので、家庭と同じ使い方は出来ません。 特殊な使い方になりそうです。例えば赤ちゃんの汚れたオムツを一時的に隔離するためとか。 非常用のローソク、乾電池等にも向いています。 デッドスペースを有効に使うためにあった方が良いでしょう。
私の場合、スペアタイヤの絡みでその位置に排水タンクがついていますので、 床下にデッドスペースがありません。

目次に戻る

エクステリア

サイドオーニング

キャンピングカーの定番といわれているアイテムで、バンコンにもついていることが多いですね。 簡単に屋根を作ったり格納できる便利品です。 車外キャンプ時は日よけ雨よけになりますので、サイズは大きい方が便利であります。
しかしメリットばかりではありません。 格納するために骨組みや支柱はコンパクトに作られているため、細くて弱いものです。 当然風には弱いので、強風時には使用できません。 弱い風でも突風で壊れる事がありますので、とても気を使うことになります。 また使える場所も限られます。オートキャンプ場、川原や広場等でしか使えません。 道の駅等の駐車場での使用はご法度です。 雨天時に使用した場合、そのまま格納しておくとカビが生える可能性があるので、 後日広げて乾かす必要もあります。

私は車内で過ごす事が多いので、オーニングの使用は年2回程度だと思います。 そうなると安いものではありませんので使用頻度から言えば、 費用対効果はシャワーより悪いものと考えます。 どちらかといえば車内が狭いバンコンの方がオーニングの使用頻度が高いかもしれません。 車外キャンプをメインにしているなら必需品ですが、私のように旅行を重視している場合、 必要無いものでしょう。
それなのに私は装備してしまいました。(爆)

理由は単に見栄ですかね。(汗)
一番の理由はオフ会等でオーニング装着した2台を並べれば、 巨大なタープが出来あがり凄く便利なことです。 私の事ですから、それを目の当たりにすれば費用対効果を無視して後付けするに違いありません。 ならば最初から付けてしまえという結論です。
後悔はしませんが、あまり必要無いものだと思っています。

2007/8追記
キャラバン主体なら殆んど活躍しないのですが、 キャンピングカークラブのキャンプ会に参加するようになると、必要率100%の大活躍です。 炎天下、土砂降りでも逃げ場所があるのはとても安心です。 またオーニングにライトやランタンを設置したり洗濯物等干したり出来て、 キャンプでは本当に必需品です。

風に弱いのは確かですが、しっかりペグを打って、ホールドダウンベルトで押さえることで、 ちょっとした風でも使用可能です。
アウトドアキャンプを想定している方は、絶対につけたほうが良いアイテムです。

目次に戻る

ポーチライト

車外キャンプ時の夜に役立つアイテムでしょうか。サイドオーニングとセットの感があります。 しかし私は車外で過ごすなら、ガソリンタイプのランタンの方が雰囲気が良いと思います。 なのでポーチライトは補助灯と考えています。 価格も高くないので、付けておいた方が良い程度のアイテムです。

目次に戻る

リヤラダー

誰が何と言おうとも絶対必要です。(爆)
ルーフへのアクセスはもちろんのこと、その他でリヤラダーを利用することが出きるからです。 有名なものでは、ゴミトン、サイクルキャリア。 サイクルキャリアは専用のキャリアを取りつけた方が良いのですが、 私の場合自宅駐車場の関係で付ける事が困難です。 しかし、リヤラダーを利用したキャリアなら取り外しが簡単です。

もちろんルーフメンテナンス(洗車や補修)にも便利ですので、あった方が良いものです。

目次に戻る

ルーフレール

これは賛否両論ありますが、たとえ使わなくとも私は絶対にあったほうが良いと思っています。 一番の理由は低価格で取付が可能だからです。そしてアイデア次第で色々な使い方が出来ます。

まずルーフメンテナンス時の転落防止に役立ちます。
普通の使い方では荷物の積載。 乗車定員一杯でキャンプに行ったときは、食材や器材が多くなります。 その際どうしても車内に積めない荷物が発生したときに役立ちます。 また帰りもゴミトンに入りきらないゴミが出た場合でも、車内に積みたくないものです。 とくに生ゴミは臭いが嫌ですね。そんなときもルーフレールがあればルーフに積む事が出来ます。 ただし生ゴミは黄色の袋に入れないとカラスに狙われますので注意。

荷物積載以外でも、ロープを使えばアイデア次第で万能的に使えます。
例えば、木と結べば洗濯物干したり、乾燥ネット吊るしたり、ランタン吊るしたり。 FRPなので吸盤を使ってロープを張る事も可能ですが、 吸盤は真空を利用しているため温度変化や塵によるミクロの隙間から空気が入りこむ事により、 外れてしまう可能性があります。 折角洗った洗濯物が汚れてしまうのも嫌ですが、ランタンが落ちてきたら危険ですね。 オーニングにランタンをかける事も出来ますが、蛍光灯タイプ以外のガスやガソリンタイプは、 火災の危険があります。
また複数のロープを地面等に繋げば軍隊がやっているような、超大型タープを設営する事も可能です。

ロープ以外でも手軽に固定できる工事用ライトを付ければイベントの照明、夜桜の花見にも活用できます。 アマチュア無線をする方なら、キャンプ時にDX用アンテナを設営する事が簡単に出来ます。

このようにルーフレールがあれば、アイデアと工夫次第でいろんなことが出来ます。

目次に戻る

外部入力電源

これは本来オートキャンプ場で役立つものですが、 私の場合は自宅でサブバッテリーを充電するのがメインです。 バッテリーを長持ちさせるために、帰宅したらすぐに充電します。 出発前日もザブバッテリーを充電すると共に、冷蔵庫も冷やして起きます。 そうする事により冷蔵庫はすぐに使用可能です。

重要なのは自宅で使いやすい位置に付ける事です。

目次に戻る

外部出力電源

ジェネレーターの電源を外部に出力できれば、車外キャンプ時に役立ちます。 しかし車内から延長ケーブル等を外に出せば済みますので、絶対に必要なわけではありません。 低価格なので初めから付けた方が良いというものです。

目次に戻る

ドックライト

後輪を照らすライトですが、キャブコンは大抵キャブ部とシェル部のサイズが違うので、 安全の為にあった方が良いですね。 とくにリヤワイドのように前後のトレッド幅が違う場合、前輪と後輪の軌跡は違いますので。
ミラー越しに見るので明るい方が便利なのですが、 他車に迷惑になら無いように取りつけ角度に注意が必要です。

目次に戻る

車高灯

保安基準で定められている訳ではないので、絶対に必要というわけではないでしょう。
しかし現状では多くの貨物トラックやバスに装着されています。 私の調べでは小さい2トンクラスでも殆どのパネル式貨物トラック(西濃運輸を除く)、 大型貨物やバスについています。 それは安全対策に有効だからだと思います。 よって西濃運輸は安全よりコスト削減を選択したと解釈しています。
余談はさておき、付けた事によるデメリットは取り付け費用以外皆無と思われるので、 メリットをあげてみます。

役割は存在のアピールが殆どを占めます。 本来その役目は車幅灯なのですが、車高を知らせる事により、 自車が大きな車である事を遥か遠くから知らせる事が出来ます。

道幅の狭い場所やカーブの多い峠では対向車に、 大きな車と「すれ違う」という注意喚起出来るので安全です。 後ろから来る車には、大きな車=遅い車が走っていると知らせる事により、 早い段階で減速を促す事が期待できます。

その他では、夜の旅館の駐車場等で上部に障害物があるときに、 誘導する人が目安になるくらいでしょうか。

私はセンスが無いのであまりわかりませんが、装飾の意味もあるようです。
(とか言いつつブルーLEDに拘ったりした(^^;)

目次に戻る

サイドマーカーランプ

乗用車で装飾目的で付けている場合もありますが、 一般的には大きな車が夜間に於ける側方のアピールと運転時の自車の確認が本来の目的でしょう。
よって、大きな車では有効なものであるのは間違い無い。 しかし私のような5m以下の車輌では、ドックライトがサイドマーカーランプの役割を果たせます。 側方のアピールだけではなくタイヤや地面を照らすので、サイドマーカー以上の効果があります。

装飾目的でない限り、小さな車ではドックライトのみでサイドマーカーは必要ないと考えます。

目次に戻る

ハイマウントストップランプ

リヤダイネット使用時は最後部にも人が乗っています。 そんなときに車が衝突してきたら大惨事になります。それを防ぐための安全装備です。 ベースとなるトラックのブレーキランプは低い位置にあります。 後方安全確保で異なる高さでブレーキランプを点灯させるのはとても有効な手段です。 低価格ですので必要な装備だと考えます。

目次に戻る

リヤフォグ

これは見とおしの悪い条件下に於いて、後方の安全確保に最適な装備です。
リヤダイネット使用時は最後部にも人が乗っています。 そんなときに車が衝突してきたら大惨事になります。それを防ぐための安全装備です。
ただし見通しの良い状態で使用してしまうと、他車に迷惑がかかるだけでなく、 実際に減速する際のブレーキランプが目立たなくなり、逆に危険になります。 必要に応じて上手に使い分けるのが良いと思います。

ではどんなときに有効なのか。
本来の意味は濃霧時ですか、それ以外にも有効な使い方はあると思います。 例えば吹雪や台風等の土砂降りの時は、見通しも悪くかなり有効です。
またシェルを積んだキャンピングカーは乗用車と違いルームミラーでの後方確認がし難い車輌なので、 絶え間なく後ろを意識した運転が難しいと思います。 悪天候時はなおさら後ろを確認するのが難しい。そういった場合にも活用したいと思います。 例えば、雨や雪では見通しが出来てもフロントガラスの視界は晴天時より悪く、 路面の摩擦抵抗も落ち制動距離ものびます。 そういう場合に自車の位置をアピールすることはとても有効です。 何故なら全ての車がウインドガラスの手入れをして、 降雨時等に視界確保されているわけではありません。 自車の位置のアピールをし、車間距離をとってもらう事が最優先と考えます。 眩しいと思われても、車間距離を取ってもらいたい。 そう人命には変えられないと考えています。

目次に戻る

外部シャワー

海水浴等は室内シャワーで対応するものの、アウトドアグッズ等の洗浄にはとても便利です。 鉄板や網、ゴムボート等汚れたまま収納するより、洗ってからしまいたいものです。 とはいえ専用設備でなくとも、室内シャワーがあれば兼用で外で使うことが出来ます。 足を洗うためにエントランス付近にあった方が便利ですが、 車内レイアウトの効率を考えるとそうも行きません。 そういうのはバケツやペットボトルを利用したり工夫して使います。

目次に戻る

外部カメラ

ルームミラーが使えないキャンピングカーでは、 後退時にバックモニターがあると死角を補う事が出来ます。 キャブよりシェルが張り出しているため、サイドミラーでも後方が確認しにくいので、 バックモニターは絶対にあった方が良いと思います。

さて走行時の後方カメラですが、当然あった方が便利です。 しかし私は最初からついていたにも関わらず装備を外してもらいました。 理由は、カメラモニターでは遠距離の車輌が見にくく距離感もつかみ難いためです。 まして夜はライトに幻惑をおこして綺麗にモニターされません。 また後方確認のために常時モニターをつけているのが嫌だからです。 よって走行中はサイドミラーにての確認で十分と考えます。

乗用車につきだした十字路で使う左右及び発進時の前方真下カメラはいらないと思います。 ボンネットがないため左右確認は目視が最善ですし、前方真下はアンダーミラーで大丈夫です。
側方カメラもいらないでしょう。トラックのミラーは乗用車と違い大きく下方も確認できます。

カメラにはモニターが必要です。 私の場合後退時のみの利用ですので、専用のモニターでコックピット周辺が狭くなるよりも、 ナビのモニターでバックギヤにいれたとき自動に切替る兼用を選択しました。

目次に戻る

ジャッキ

バスコンやフルコンでついているものがありますが、自動油圧ジャッキがあれば防振や水平出しに便利です。 しかし、油圧ジャッキ装備には高額な費用がかかります。 風の強い日はジャッキをしないと車が揺れてしまい、快適に過ごせませんので必要な装備ですが、 油圧ジャッキでなくとも、防振ジャッキをかませば揺れを抑えられます。 低価格のプラスチック性で十分だと思います。

水平出しも段差プレートで良いでしょう。 角材でも良いのですが、タイヤに負担がかかりますので、専用の段差プレートがベストです。

目次に戻る

ソーラーパネル

太陽光を利用してサブバッテリーを充電できるので、大変便利なものです。 家から離れた屋外駐車場利用の方には必需品かもしれません。

しかし私の場合ソーラーパネルは装備しません。 理由はガレージが屋内になり太陽があたらないことと、 幸いガレージにコンセントがあり充電が容易に出きるからです。 出発前にフル充電する上、大電力を必要とするものはジェネレーターを使用するので、 ソーラーパネル程度の微弱な補充電は必要ないと考えます。 ソーラーパネルは様々なサイズがあり、屋外駐車場なら小さいものでも長時間充電する事で意味があるものの、 出先のみの利用となると満足のいく電力を得なくては意味がなく、大きくて高額なものになります。

このような理由で私には必要ない装備となります。

2007/8(追記)
キャラバン主体なら必要ありませんが、定置キャンプでは必要不可欠な装備です。 100AH程度のバッテリーでは1泊2日で殆んど空になってしまいます。 空に近づけてしまうとバッテリーの寿命も下がってしまいます。 バッテリーの交換サイクル、充電の為の発電機等を考慮すると、 キャンプ主体の場合、高いソーラーも元が取れます。

しかしソーラー1枚ではちょっと足りません。 75Wクラスで考えると1枚で冷蔵庫分位です。 曇りの場合マイナスです。2枚でプラスマイナス0位です。 しかし夜に減らした分を充電できません。 要するに理想的枚数は、最低75Wクラス3枚です。

更にバッテリーを130AHや100AHのパラにすることで、 キャンプ中の電力不足は減ることでしょう。

目次に戻る

アンテナ

乗用車では車輌に付いてるラジオのアンテナ、ナビのテレビアンテナが普通です。 キャンピングカーの場合シェルが大きいため車輌のアンテナだけでは感度が悪いので、 ルーフに高利得無指向性アンテナをつけることが多いです。
現地で情報を得る手段としてテレビはとても便利でしょう。 何よりこれから地上波デジタルの時代で、 一定以上のゲインを確保できれば自宅のように鮮明な画像が楽しめます。

その他にBSの衛星追従型アンテナをつけている人もいます。 これは遮るものさえなければ、走行中も綺麗な映像が見れるようですが、 如何せんBS放送しか見る事が出来ません。アンテナは超高額です。

結局私はキャンピングカー購入時にテレビアンテナを付けませんでした。 現在放送局はデジタルへ移行中で完了するとUHFの帯域になるので、 VHFと兼用アンテナより専用アンテナの方が低価格高利得が可能になるでしょう。
テレビは便利ですが情報収集が目的なら携帯電話の方がさらに便利です。 圏外だと使えませんが、圏内なら天気やニュースを好きなときに最新の情報が得られます。
娯楽でテレビを見たいときは予めいくつかのバラエティ番組をDVD−RWにコピーして持っていけば、 鮮明な映像で楽しめます。走行時も子供用にアニメをDVD−RWにコピーして持っていけば、 トンネルなど関係なく鮮明に映せます。
結局映りが期待できない高額アンテナを現時点で導入するのはいささか抵抗があったので、 上記のような使い方なら低価格でストレスがない方法を選択しました。 ルーフなら後付けでも容易に出きるという事もあります。

しかし納車後すぐにつけてしまいました。素晴らしいアンテナにめぐり合ったもので。(笑)

目次に戻る

サイクルキャリア

折りたたみ自転車ならリヤトランクに入りますが、その他の道具が入らなくなります。 やはりサイクルキャリアの方が良いでしょう。 サイクルキャリアは自転車のみではなく、耐荷重範囲内でボックスを利用し荷物を積む事も出来ます。 大勢でキャンプするときは大きなクーラーボックスを積めば飲み物を沢山持っていけます。
このように一石二鳥の装備なので是非装着したいものです。 現状私の場合駐車場に難があるため装着してませんが、将来導入を検討したい装備です。

2007/8(追記)
導入しました。かなり便利です。
定置キャンプのときの足としてはもちろん、観光の場合も役立ちます。 例えば観光地と駐車場が遠い場合、同乗者を近くで降ろしてから、自転車で向かうことも出来ます。 観光地は遠い駐車場の方が安かったり、無料だったり、広かったりします。

また大きなお祭り等は、交通規制や渋滞で車で近づくことが出来ません。 そんなときも隣町等に駐車して、自転車で向かうことも出来ます。

観光地の散策、都市の散策、駐車に難がある場合、様々な場面で、 空母から艦載機を発進するかのように、工夫次第でいろいろ活躍します。

自転車も便利ですが、車内に積むとかさばるクーラーボックスや、 汚れ物や濡れたまま収納できるガーデンボックス等を、耐荷重以内でくくりつけて積載することも出来ます。

その他の利用方法としてアームパイプをルーフレールにみたてて 、ルーフバーを設置したりして、スキーキャリア等のパーツをつけることも出来ます。

目次に戻る

ベンチレーターカバー

走行中や雨、雪のときにベンチレーターを使うために必要な装備です。 低価格と利便性を考えると絶対に必要なものだと思います。

というか私は標準装備にしても良いと思うのですが、殆どのビルダーがオプションになっています。 たぶんそれは色による透過率の使い分けのためでしょう。 付ける場所によって遮光したり明るくしたりしたいでしょうから。
因みに私はバンク付近は遮光目的でホワイト、リヤ部は明るくしたいのでスモークを選択しました。

目次に戻る

エントランスステップ

エントランスが高い位置にあるタイプは不可欠な装備でしょう。 使用しない限り乗降が出来ないなら毎回使用するわけなので電動式が便利でしょう。
さて私のデイブレクの場合、エントランスは低い位置にあります。 通常の大人ならステップ無しで乗降可能です。 小さい子供や年寄りにはきついものの普通の子供でも何とかなります。 よって普段は余り使わず、キャンプ時のみの使用になります。 使ったときはしまい忘れに注意が必要です。

目次に戻る

外部収納庫

これはあればあるだけ便利です。よってタイプについての考えを述べます。
通常キャブコンにはリヤに大型トランクスペースがあります。 重要なのは扉の位置だと思います。真後ろにあれば荷物の積み下ろしがとても楽です。 サイドだと奥の荷物が取りにくく不便ですので、両サイドに扉が必要になります。 それでも真ん中付近の荷物の積み下ろしは不便です。
ならば扉は真後ろが良いかというとそうともいえません。 キャンピングカーの後ろはもっと重要なリヤラダーやサイクルキャリア等の装備が考えられます。 真後ろに扉があるとそれらの装備が困難になります。 よってベストなのは両側に大型扉をつけることでしょう。
私の場合、キッチン専用清水タンクのある左側に大型扉をつけ、 右側にトランクと同サイズの扉をつけました。

キャブコンはトラックのラダーシャーシ上にシェルが乗っている為、 それより下部にはスペースがあります。そこを収納に利用できます。
私の場合右側は中央に燃料タンク、後部にはジェネレーターがあり、デッドスペースはありません。 左側も中央はエントランスとバッテリーがあるため後部のみスペースがあります。 しかし後部の一部もジェネレーター用ガソリンタンクがあるためフルには使えません。 それでもつけてもらいました。下部収納庫は室内と直結してないので、汚れ物の収納に向いているからです。 段差プレートの収納はここにするのが良いと思います。

その他で収納する場合、ルーフボックスくらいしかありません。 どうしてもルーフに直積み出来ない荷物はルーフボックスを利用するしかありませんが、 私はルーフボックスを背の高いキャブコンには不向きだと思います。 あくまでもルーフは緊急用として、直積み可能なもので使ったほうが良いでしょう。 もちろんルーフボックスを使えば、直積みのように落下防止を施す手間はいらないし、 風の抵抗も直積みより有利で運転も楽でしょう。 ただしボックスのサイズで積める荷物は左右されますし、使わないときも風の抵抗を受けつづけます。

目次に戻る

アイテム グッズ

消火器

キャンピングカーに使われている素材は難燃加工が施されているが、 万が一火災が発生したときに消火器はとても有効なものなので常備した方が良いでしょう。 消火器といっても家庭用のは大きいので、車用の小型消火スプレーで良いと思います。 小火(ボヤ)程度しか消せないけれども消化剤で室内が汚れる事はありません。 もし消せなかったときでも、シャワーを使うことが出来ますので。

目次に戻る

トイレグッズ

便器の汚れを落としたり汚れ防止のコートするためのケミカル剤があります。 トイレ用の清水タンクに入れておけば良いのでとても簡単便利です。 通称アクアリンスと呼ばれているようです。

汚物を分解したり臭いを防ぐためのケミカル剤は必ず使用したほうが良いです。 ブラックタンクに入れておけば良いのでとても簡単便利です。 通称アクアケムと呼ばれているようです。

外国ではアクアケムで分解しやすいキャンピングカー専用のトイレットペーパーがありますが、 若干サイズが違うのと価格が高いため私は使用しません。

目次に戻る

無線機

公的な情報を得るためにはインターネットが便利ですが、地元の生の声の情報はとても重要です。 「安くて美味しいお店」「市場情報」などは現地の人に聞くのが一番です。 しかし現地に行ってから聞くのでは予定を立てるのが遅くなってしまいます。
そこで活躍するのがアマチュア無線です。 前日の宿泊時や移動時に目的地の人と交信できれば、事前に情報を得ることが出来ます。 その他に道路情報やイベント情報も聞くことも出来ます。 万が一遭難や立ち往生、事故などで携帯電話が使えない場合でもSOSを緊急発信することが出来ます。 携帯電話の普及でHAM人口が減った事により確実に情報が得られるわけではないものの、 上手に使えば便利なものです。
私の無線機は長距離通信用28MHz帯、中距離通信用50MHz帯、 近距離用の144&430MHz帯の4バンドです。

無線機には免許のいらない小電力無線があります。これは家族間の通信に役立ちます。 時計型など種類も豊富ですので、子供につけておけばどこに行ったかわからないときでも呼び出せます。 ただ免許がいらないので出力は低く、近距離通信しか出来ません。 障害物がなければ数キロ届きますが、通常5〜600m位でしょう。

TPOにより使い分ければ無線機はとても便利なものです。

目次に戻る

ナビゲーション

最早説明がいらないくらいの普及率です。 GPSにより自車の位置がわかる上、ルート案内はもちろんの事、 VICSによる渋滞情報や、施設の様々な情報が得られる旅の必需品。
バックモニターやETCの連携が出来、あらゆるオーディオに対応しているシステムです。 高額であっても絶対にあって損は無いと考えます。

目次に戻る

ゴミトン

ゴミ箱をリヤラダーに取りつけるだけという簡単なものですが、 臭いの出る邪魔な生ゴミを車外に追い出せる画期的なアイデアです。 キャラバンには必需品です。

目次に戻る

救急箱

どこの家庭にもありますが、キャンピングカーにも用意しておいた方が良いでしょう。 私は以下のものを常備しております。

・絆創膏(ちょっとした傷に使用。)
・綿棒(耳に水が入ったときや、軟膏の塗布に使用。)
・軟膏(皮膚の万能薬なので、湿疹、かぶれ、軽い火傷等に使用。)
・目薬(目にゴミが入ったときや長距離運転時の疲れ目に使用。)
・消毒薬(傷の消毒や軟膏を指で塗布する際の指の消毒。)
・解熱鎮痛剤(あらゆる痛み、発熱時に使用。運転を考慮して眠くならないものを選択。)
・打撲鎮痛剤(肩こり用です。老体に鞭打って筋肉痛になったとき使用します。軽い打撲等にも使用。)
・発布剤(湿布です。捻挫や重い打ち身用。)
・かゆみ止め(虫刺されに使用。蜂には不可。)
・乗物酔止め(どちらかというとゲスト用)
・うがい薬(風邪の初期症状に有効。ポビドンヨードなら傷の消毒にも流用可能。)
・ビタミンC(風邪の初期症状に有効。風邪薬はなるべく飲まない方が良いらしい。)
・栄養剤(老体に鞭打って疲れが酷いときに使用。)
・眠気覚まし(運転時に眠くなったとき。効かない時は寝ましょう。)
・胃腸薬・下痢止・ガーゼ・マスク・持病の薬
・毛抜き(トゲが刺さったとき使用)・爪切り・ピンセット

手に入るならば、蜂に刺されてアナフィラキシーショックを起こした時用にアドレナリン剤があるとよいが、 使用にはそれなりの知識が必要であるので、毒吸出し用の道具を持っていたほうが良い。

目次に戻る

キャンパートップ